車のコーティングって必要かどうか悩んでいませんか?「車を買ったら、ディーラーにコーティングを進められたけど本当に必要?」「車のコーティングすると、どう違うの?しなかった場合はどうなるの?」「洗車が楽になるって聞いたけど本当?」などなど…。いろんな疑問が、よぎっているかもしれませんね。結論としては「車のカーコーティングは愛車を綺麗に保ちたいと思う」なら施工した方が良いと言えます。何故ならば、愛車にコーティングをすることで洗車が楽になったり、汚れや傷の付着を軽減させるという様々なメリットが得られます。本記事では、車のコーティングの必要性をお伝えすると同時に、車のコーティングの種類や施工が依頼できる業者などを詳しく解説していきます。今まさにカーコーティングの必要性について考えている方はぜひ参考にしてください。
1章 車のコーティングとワックスは違う
車のコーティングをする上で、ワックスとカーコーティングは一緒と認識されている方も少なくないと思います。結論から申しますとコーティングとワックスは別物です。まずは、ワックスとカーコーティングの違いについて確認していきましょう。
カーワックスとは
カーワックスとは油の膜を塗装面にのせる作業のことです。カーワックスの原料はカルナバ蝋と言われる植物から採取される油となります。この油の膜を塗装面にのせることで光沢が向上したり、水弾きがよくなる効果が得られます。しかし、油の膜は塗装面に乗っかっているだけなので熱や雨で溶けてしまいます。寿命はわずか1~2週間程度しか持ちません。一時的な艶出しを行うのかカーワックスです。
カーコーティングとは
カーコーティングとは、塗装面に強固なコーティング膜被膜を形成させる作業です。ワックスとは異なり、塗装面にコーティング膜を形成させるカーコーティングは施工する種類にもよりますが、1~5年程度持続し長期間愛車を綺麗に保ちます。では、どのようなメリットが得られるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
ガラスコーティングとワックスの違いをもっと詳しく見るなら下記のページをご覧ください。
2章 車のコーティングの必要性と5つのメリット
車のコーティングは結論から申し上げますと必要です。何故ならば、コーティングを施工することで普段のお手入れが楽になったり、長期間愛車が新車のような状態を維持することが可能となります。愛車を美しく保ちたいを思っている方はコーティングは必要と言えます。では、どのようなメリットがあるのか具体的に確認していきましょう。
メリット①:断然、洗車が楽になる
メリットの1つ目は断然洗車が楽になることです。コーティング被膜は汚れや水滴を弾くため洗車で簡単に汚れが落ちるようになります。こびり付いた汚れを、ゴシゴシ落とす必要がなくなるため洗車がだいぶ楽になります。下記の動画はホイールコーティング後、汚れた状態で1カ月間放置し、水圧でどれくらい汚れが取れるのかを検証した動画となりますのでご覧ください。
ホイールコーティングを行うと水圧で汚れが落ちる検証動画
メリット2:小傷から車を守る
車にコーティングをすることで塗装面に細かい傷が付着しづらくなります。車の塗装面に硬いコーティング被膜を形成させることで硬度が増し、洗車などの摩擦でキズが付着しにくくなります。最近のコーティングでは塗装面についてしまった傷が消える自己修復型コーティングも普及しています。下記の動画は塗装面に付着した小傷が熱で自己修復される検証動画となりますのでご覧ください。
塗装面に付着した傷が消えるコーティングの効果を動画でご覧ください
メリット3:車に雨染みがつきにくくなる
3つ目のメリットは車に雨染みが付きづらくなる点です。車の塗装面にコーティングがされていないと汚れが塗装面に侵食してしまいます。コーティングしておくことで汚れを弾くため雨染みが付着しづらくなり、万が一付着しても水洗いで簡単に落とすことが出来るのです。
メリット4:塗装面を色あせから守る
4つ目のメリットは塗装面を色あせから守ることが出来ます。塗装面に紫外線や酸性雨が付着すると酸化してしまいます。コーティングをしておくことで酸化から守り色あせや塗装の剥離を防止することが出来るのです。
メリット5:車を売るとき査定が上がる
最後のメリットはコーティングを施工しておくことで愛車を手放す際に査定額が向上する点です。車を綺麗な状態で売却することで中古車販売店やカーディーラーは高値で引き取ってくれるケースが多く、コーティングの費用を賄えるほど高額で引き取ってくれます。実際にコーティングを15万で施工し、3年目の査定が20万円アップ。5万円も特をしたということもあるのです。
如何でしたでしょうか?車のコーティングの必要性と5つのメリットについて確認してきました。愛車を綺麗に保つならコーティングを施工しておきましょう。
ガラスコーティングのメリット、デメリットをもっと詳しく見るなら下記の記事をご覧ください。
関連する記事:ガラスコーティングの6つのメリットと2つのデメリット
3章 車のコーティングの種類は3つある
車のコーティングには大きく分けて3種類あります。種類によって効果効能が全く異なるので確認してみましょう。
■3種類のカーコーティングの性能一覧
耐紫外線性 | 光沢 | 寿命 | 費用 | |
ポリマーコーティング | △ | △ | 1年 | 2~4万 |
ガラスコーティング | 〇 | 〇 | 3年 | 7~15万 |
セラミックコーティング | ◎ | ◎ | 5年 | 12~20万 |
ポリマーコーティング(樹脂コーティング)
ポリマーコーティングはカーコーティングの中で最も手軽に施工できるコーティングです。価格も他のコーティングに比べ安価なため施工しやすい商品となります。しかし、寿命が短いため1年に1度はコーティングをする必要がある商品です。
ガラスコーティング (ガラス繊維)
ガラスコーティングはカーディーラーや量販店でも施工できる製品のため気軽に施工できる製品です。コーティング後の光沢や汚れづらさはポリマーコーティングよりも高く性能に優れます。しかし、施工費用が高額になるケースが多いのが現状です。
セラミックコーティング (ナノセラミックス)
現在、セラミックコーティングは専門店でしか施工できない商品となり、高度な技術を要するコーティングとなります。被膜が硬く厚いため傷が入りづらく、光沢にも優れます。コーティングの寿命も5年と長いため長期間愛車を綺麗に保ちたい方におすすめのコーティングです。
以上、3つの車のコーティング種類でした。もっと詳しくコーティングの種類を確認したい方は下記のページをご覧ください。
4章 コーティングが施工できる場所と費用
車のコーティングは施工する場所によって価格が異なります。詳しく確認していきましょう。
車のコーティングが施工できる場所
主な施工店 | 取扱い製品 |
コーティング専門店 | ・セラミックコーティング ・ガラスコーティング |
カーディーラー | ・ガラスコーティング |
カー用品店 | ・ガラスコーティング ・ガラス系コーティング ・ポリマーコーティング |
ガソリンスタンド | ・ガラス系コーティング ・ポリマーコーティング |
上記、カーコーティングは施工するお店によって取扱い製品が異なりますので自分の予算や求める性能に応じてコーティングを選ぶようにしましょう。車のコーティングは種類によって効果効能や寿命が全く異なるので慎重に選ぶようにしましょう。
車のコーティングの費用相場
費用相場 | 寿命 | |
ポリマーコーティング (樹脂コーティング) |
2万~3万 | 半年~1年 |
ガラス系コーティング (樹脂×ガラス繊維) |
4万~6万 | 1年 |
ガラスコーティング (ガラス繊維コーティング) |
5万~15万 | 3年 |
セラミックコーティング (ナノセラミックス) |
15万~30万 | 5年 |
コーティングの費用は施工する製品によっても異なりますので予算に応じてコーティングを選ぶようにしましょう。高額なコーティングほど寿命やコーティングの性能が高い傾向にありますので車のコーティング種類や費用について詳しく見るなら下記の記事を参考にして下さい。
5章 最適な車のコーティングの選び方
車のコーティングの選び方は、駐車環境やボディカラーに応じて選ぶことが重要となります。その理由を詳しく確認していきましょう。
車のボディカラーや駐車環境によってコーティングを選ぶ
車のボディカラーや駐車環境に併せてコーティングを選ぶようにしましょう。何故ならば、車のボディカラーが黒(濃色車)や青空駐車の車は雨や汚れが付着しやすく、炎天下の熱でボディが痛みやすくなります。その為、青空駐車やボディカラーが濃色車の車両は耐久性が高いセラミックコーティングがおすすめとなります。一方、ガレージ駐車や単色車などの車両はあまり傷まないのでガラスコーティングを選ぶようにしましょう。
メンテナンスのメニューが充実しているショップを選ぶ
車のコーティング施工後はメンテナンスをしなければ取れない汚れが固着したり、水弾きが低下してしまい本来の効果効能を発揮することが出来なくなってしまいます。コーティング被膜が劣化していくと寿命が短くなってしまうので、アフターフォロー(メンテナンス)してくれるショップを選ぶことが重要となります。
店舗の施工事例や工場見学で確認する
施工をお願いしようとしているショップの施工事例を参考にしましょう。施工事例が多ければ多いほど人気があり、技術力も高い傾向があるのでコーティングするショップを選ぶ上での指標としましょう。また、施工を依頼しようと決めたら必ずショップに出向いて実際に施工している車両や工場の設備なども確認しておきましょう。納得できるお店で施工することが満足いくコーティングを施工することが出来るのです。
6章 車のコーティングを行うベストなタイミング
車のコーティングを行う際のベストなタイミングについて確認していきましょう。
新車で納車したらすぐにコーティングをする
車のコーティングを行うベストなタイミングは新車時です。新車で納車されてしばらく経ってからコーティングを施工すると、塗装表面に細かい傷が付着していたり汚れが固着してしまうため、それらを取り除くのに下地処理(磨き、クレンジング作業)が必要となります。費用も高額になってしまうため新車の綺麗なうちにコーティングを行うようにしましょう。
新車時と納車から1年後経過した際のコーティング費用の違い
車種・サイズ | 新車コーティング | 1年後コーティング |
アクア、フィット、ノートなどの中型車 | 10万~ | 14万~ |
アルファード、セレナなどの大型サイズ | 20万 | 26万~ |
上記、新車と経年車で価格の違いは4~6万程となるので無駄な費用を発生させないためにも新車時に行うのがベストと言えます。
7章 車のコーティングを長持ちさせる方法
せっかくコーティングをしたなら長持ちさせることが大切です。コーティングを長持ちさせる方法は主に2つありますので詳しく確認していきましょう。
車が汚れたに洗車すること
コーティングを施工した後は汚れたらマメに洗車するようにしましょう。車が汚れたまま放置してしますとコーティング被膜が酸化してしまい、寿命が短くなってしまったりコーティングの効果が無くなってしまうので注意しましょう。
コーティングメンテナンスを年1回は行う
8章 車のコーティング後に絶対にやってはいけないこと
車のコーティング後に絶対にやってはいけない3つのことをお伝えしていきます。
洗車機は避ける
1つ目は洗車機で洗うのは避けましょう。洗車機に入れてもコーティングが剥がれることはありませんが、塗装面に細かい傷が付着してしまいます。細かい傷が付着すると光沢が低下してしまいます。細かい傷を取るとなると研磨作業を行い、コーティングを剥がさなければならないので、洗車機は使用せず、手洗い洗車でお手入れするようにしましょう。
井戸水洗車は避ける
井戸水洗車は避けましょう。井戸水にはカルシウムが豊富なため、塗装面に白い水シミを付着させます。コーティング被膜に白い水シミ(カルシウム物質)が付着してしまうとコーティング被膜に蓋をしてしまい本来の効果効能を発揮できなくなってしまいます。また、井戸水のシミは頑固なため薬品では簡単に落とせません。必ず水道水で洗うように注意しましょう。
水のかけっぱなしを避ける
水をかけっぱなしにすることを避けましょう。コーティング後は水圧で汚れが簡単に落ちるため水をかけたまま放置する方がいます。しかし、水道水にはカルキやミネラル分が豊富なため水が乾いた跡(イオンデポジット)が付着してしまいます。何度も繰り返すとコーティングを剥がさなければ綺麗にならなくなるので注意しましょう。
以上、コーティング施工後に絶対にやってはいけない3つの方法でした。最後はコーティングでよく頂く質問をまとめましたので参考にして下さい。
9章 車のコーティングでよくある質問
車のコーティングでよく頂く質問をまとめました。
コーティングとワックスは何が違うの?
コーティングは塗装面にコーティング被膜を形成し、塗装面に結合します。しかし、ワックスは塗装面に油の膜がのっかっているだけなのですぐに剥がれてしまい持ちが悪いです。主な違いは塗装面に結合するか否かの違いです。コーティングを長く持たせたいと感じたらカーコーティングを施工するようにしましょう。
車にコーティングをするメリットって何?
車にコーティングすることで、汚れや水分を弾くため洗車が圧倒的に楽になる点です。また、コーティング被膜が塗装面の酸化を防ぐため長期間綺麗な状態を持続させます。長期間きれいな愛車はリセールバリューも高くなるのでコーティングで得られるメリットは多数あると言えます。
コーティングの費用相場を教えて下さい。
コーティングの費用相場は施工するコーティングの種類によって異なります。ポリマーコーティングは約2万、ガラスコーティングは10万、セラミックコーティングは15万が各種コーティングの費用相場となります。しかし、施工するショップや使用する材料によっても異なるので持続性や効果効能が大きく変わってきます。価格だけでお店を選ぶのはやめましょう。
ディーラーコーティングってどうですか?
ディーラーコーティングは新車納車時にコーティングを施工してくれているので、ショップに持っていく手間が省けます。しかし、コーティングの種類が比較的少ないため、最適なコーティングを選ぶのが難しくなります。コーティングを施工するなら取扱い商品が豊富な専門ショップに依頼することをおすすめします。
コーティング施工後にワックスはしてもいいの?
基本的にワックスは不要です。コーティング被膜に油の膜が覆ってしまうとコーティングの本来の性能が発揮できなくなってしまいます。ワックスを施工することで油汚れが付着しやすくもなるので注意しましょう。
コーティングって本当に3年とか5年もつの?
いえ、残念ながらコーティングが3年、5年持つとは限りません。車が汚れた状態で長期間放置したり、全く洗車をしなければコーティング被膜が傷んでしまいます。汚れたら洗う。1年に1回はメンテナンスをするなどのお手入れを行うことで3年、5年とコーティングが持つのです。
最高級のガラスコーティングはIICがおすすめ
最高級のガラスコーティングを依頼したい!とお考えの方はトータルカービューティIICへお任せ下さい。
創業22年のカービューティーアイアイシーでは、コーティングの性能を高めるための設備や豊富な商品で人生と愛車を輝かせます。IICについて詳しく見ていきましょう。
優れた設備で効果を引き上げる
IICでは様々な設備でコーティングの効果を最大限引き上げます。
コーティングの硬度と光沢,寿命を引き上げる遠赤外線ブース
ガラスコーティングの性能を最大限まで高めるためには遠赤外線ブースが必要不可欠となります。
ガラスコーティングは自然乾燥をさせると完全硬化までに1カ月程度要します。その間に雨や汚れが付着してしまうと硬化不良を起こす可能性があり、コーティング本来の性能が発揮できなくなることもあります。IICでは、コーティング本来の性能を極限まで引き出すために遠赤外線ブースにで乾燥作業を行います。
コーティング被膜の密着性を向上させるための純水設備
コーティング前の下地処理や洗車時に使用する水は全て純水で作業を施します。その為、カルキや塩素などの不純物を含まないためコーティングの密着性を極限まで向上させることに成功しました。水道水で下地処理をしてしまうと塗装面に目には見えないミネラル膜が張ってしまいコーティング被膜の密着性を低下させてしまいます。IICでは目に見えない部分までこだわりを持って作業を施します。
埃や排気ガス,花粉などを遮断するクリーンブース
コーティング作業時において重要なことは、排気ガスや花粉、埃、黄砂などの物質が塗装面に付着した状態でコーティングを施工してしまうと密着性が低下する恐れがあります。IICでは、コーティング専用のクリーンブースを設けているため、埃や花粉、黄砂などが塗装面に付着しづらくなりコーティングの密着性を高める工夫をしております。
豊富な商品でトータルサポート
トータルカービューティIICでは、コーティングの種類を豊富にご用意しております。
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まとめ
如何でしたでしょうか?車のコーティングの必要性と5つのメリットについて解説してきました。車のコーティングは愛車を長期間美しく保ちたい!洗車を楽にしたいと考えている方には必要な作業となります。
コーティングを行うことで汚れが付着しづらくなったり、傷がつきづらくなったり、紫外線による色あせを防ぐことが可能となります。車の売却時も査定額が向上するためコーティングには様々なメリットが得られます。
しかし、コーティングを施工する上では、どこで依頼するか。どの製品を施工するかも重要になってきます。
コーティング専門店に努める筆者がお伝え出来ることはコーティング施工するなら専門店に依頼するようにしましょう。専門店は技術力や施工環境に優れており寿命やアフターフォローなども徹底しているので長期間新車のような状態を実現することが可能となります。
この記事を読んで、満足いくコーティングが施工出来れば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
ガラスコーティング専門店に依頼してみたいな!
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